うつ病とは…【治療に効果的な8つの対策】
うつ病とは、考え方一つで治療効果が望める!?
うつ病の地獄の苦しみから1分1秒でも早く解放されたい… (+_+)
うつ病しんどいよぉ… 誰か助けて~ お願いだから何とかして~! (≧◇≦)
何で自分だけがこんな苦しい目に遭うのぉ~。周りの人たちは皆、楽しんでいるというのに… (>_<)
というように、藁(ワラ)にもすがる思いで助けを求めていらっしゃる方々へ…
宜しければ、同じうつ病で苦しむ僕と一緒に、お互いの心を励まし合って生きていきませんか? ^^
うつ病とは治る病気なの?

うつ病とは…【未だに偏見のある心の病】

うつ病とは、嫌な事から逃げているだけのサボり病だ。
うつ病の人は、単に勉強や仕事をサボりたいだけなんだよ!

うつ病とは、基本的に自分に甘いからそうなるのでは?
うつ病の人は、心が弱いからそんな病気になるのよ。

うつ病とは、人間が作り出した架空の病気じゃないの?
だから、うつ病とは仮病に属するんだと思うよ。

そもそも、うつ病とは本当に苦しいものなの?
うつ病の人って、現実から逃げているとしか思えない…

他の人も皆、同じ状況で毎日頑張っているんだ!
だから、お前もうつ病とか言って逃げないでもっと頑張れ!
皆さんは、周りの人からこのように酷い言葉を言われたりはしていませんか?
あるいは、周囲からこのような批判的な態度を取られたことはありませんか?
ちなみに当ブログ運営者であるこの僕は、これまで幾度となくキツイ言葉の暴力や冷徹で酷い態度をされ続けました。
そして、それが原因でうつ病を発症してしまいました。(+_+)

うつ病とは、なった本人にだけしか分からない深刻な心の病です。
うつ病とは、現在でも正しく理解されにくい偏見のある病気です。
うつ病を一度患ってしまうと、他人は当然のこと、身内でさえ否定されることも多々あるかと思います。
うつ病になった自分を他人から批判されるのはまだ仕方がない、と納得できるかも知れません。
ですが、せめて家族の人にはうつ病の事をちゃんと理解して欲しい!とは思いませんか?

- うつ病の苦痛を自分だけで抱え込んでいる方へ
- うつ病にたった一人きりで闘い続けている方へ
- うつ病で毎日心の逃げ場所を失われている方へ
きっとあなた様の周りには、うつ病の苦しみを共感してくれる人たちが絶対にいるものです。
もちろん、同じうつ病で苦しむ僕自身も微力ではありますが、確実にその中の一人だと断言できます。
どんなに深く長く暗いうつ病という名の空間であっても、抜け道のないトンネルはないと僕は信じます。
お互い、少しずつ前へ進んで歩いていきませんか?(#^^#)

うつ病の対応【素直に受け入れる大切さ】
うつ病とは、自分を苦しめるだけの疫病神だから、今すぐにでも追い払いたい!
うつ病とは、自分の人生をどん底に落とした張本人だから、ずっと恨んでいる!
うつ病とは、自分を支配する暗黒の心だから、闘い続けていつか勝ってみせる!
皆さんもうつ病を、このように自分に害をもたらすだけの厄介な存在だとは考えてはいませんか?
実は僕自身もつい最近までは、うつ病をまるで体を蝕む寄生虫のようにとても不快に感じていました。
- なぜ僕に限ってうつ病で苦しまないとダメなんだ?
- うつ病さえ無ければ、普通に暮らしていけるのに!
- うつ病さえ無ければ、ちゃんと仕事もできるのに!
- うつ病さえ無ければ、楽しく生きていけるのに!!
- 一刻も早く何とかしてこのうつ病を追い払いたい!
このように、かつての僕はうつ病を完全に否定していました。
そして、僕はうつ病に対して完全臨戦態勢で闘っていました。

ですが、うつ病に真っ向から闘うこの方法は、結果的には病状回復には全く効果がありませんでした。
それどころか、心が弱っている状態で更にパワーを浪費した結果、余計に症状が悪化してしまいました。

うつ病などの精神疾患は、まともに闘っては逆効果となる。
その時、初めて僕は自分の愚かさに気付かされました。

皆さんもうつ病に歯向かって失敗したという苦いご経験を、すでに何度も味わっていることでしょう。
うつ病を完全否定すれば、思わぬしっぺ返しを喰らってしまうことになりますね。(>_<)
ですので、僕の場合はうつ病を受け入れることから治療を始めました。
というより、気が付いたら僕はいつの間にか、うつ病を受け入れ始めていました。
うつ病の辛さや苦しさをありのままに受け入れながら、日々を過ごしていました。

そして、気が付いたらうつ病の諸症状も軽くなって、気分も楽になっていました。

うつ病を自分の体の一部だと認めることで、心の葛藤が激減する。
うつ病への心のわだかまりが減ると、不思議なことに体も楽になるんですよね。
今まであんなにも僕を苦しめていた体の異常が、嘘のように激減したのですよ。

やっぱり心と体は密接に繋がっているんだぁ~!
と、自分の心と体の変化にとても驚いたものでした。

皆さんもまずは一度、うつ病を受け入れてみてはどうでしょうか?
うつ病やその他の精神疾患による様々な苦しい症状を、全て肯定することから始めるのです。

そんな理屈はとうの昔に分かりきっているんだよ!

それが出来ないから、こんなに苦労しているのよ…
という批判の声も聞こえてきそうですが、確かにおっしゃる通りですね。^^;
僕の場合、たまたま心がうつ病を受け入れてくれたので、とても運が良かったのです。
ですが、それを意識して実行することはとても難しいことなのだと思います。
- うつ病を完全に受け入れる
- うつ病を肯定したままの状態で暮らしてみる
- 余裕があれば、うつ病のままで何か活動する
言葉で言うと簡単ですが、『千里の山も一歩から』です。
僕のうつ症状を軽減したこの方法も、数ある有効な治療法の中の一つだと思います。
うつ病の治療効果は少ないかも知れませんが、何でもやってみて損はありません。
ぜひ、トライしてお互い前を進んでゆっくりと歩いていきませんか?

うつ病の治療【まずは自分に合う病院へ】
うつ病の治療には、良い精神科医の先生に巡り合うことが第一です。
病院嫌いの方も多いでしょうが、まずは専門のお医者さんに診てもらうことが大切です。
たかがうつ病と安易に考えて病院に行かないでいると、病状が悪化して治りにくくなってしまいます。

うつ病とは、自分だけで治せるような甘い病気ではありません!
今すぐにでも、専門のお医者さんで診察してもらいましょう♪
うつ病などの精神疾患は精神科、あるいは心療内科の病院でお世話になることになります。
僕もそうだったのですが、うつ病の人は遠出することがとても困難になっています。
ですので、まずはお近くの病院へ行かれることをおススメします。

また、受診される医療機関は総合病院よりも個人病院を推奨します。
個人病院が良いという理由は、以下のような事が考えられるからです。
- 個人病院では、患者さんも割と少ない
- ⇒ その結果、うつ病の人には心の負担も軽くなる
- 総合病院では、実に様々な患者さんが大勢いる
- ⇒ その結果、うつ病の人には病院通いが逆に苦痛となってしまう
- 個人病院の医師は自身が院長の場合が多く、心に余裕がある
- ⇒ その結果、患者さんへの扱いも優しくなる
- 総合病院の医師は雇用職員なので心に余裕がない
- ⇒ その結果、患者さんへの扱いも粗悪になる
うつ病の人にとって、総合病院より個人病院の方が向いているという事は一概には言えません。
ですが、僕自身は単純にそのように感じましたので、素直に理由を書きました。
もちろん、総合病院でも優秀で患者さん想いの優しい先生はたくさんいらっしゃるかと思います。
ですので、以上の事はこれから病院へ行かれる方へ、ご参考程度のお話として見て頂ければ幸いです。

では、最後にうつ病で受診される際、予め知っておかれた方が良い事実をお伝えしておきます。それは…

心療内科の医師と言えど、言葉がキツく態度の良くない先生もいる!
そして、これは僕自身が勝手に想像していたことなんですが、心療内科の先生に対してこのような先入観を持っていました。

心の病気で苦しむ患者さんを治療する先生は、きっとみんな神様仏様のように優しい方ばかりなんだろうなぁ~♪
と、本気でそのように考えていました。
常識的に考えると、心に傷を負われた患者さんには『まるで赤子をあやすように優しく接するのが当たり前』だとは思いませんか?
ですが、よくよく周りの人に聞いてみますと、実際は決してそうではないという事実を知らされる事となりました。
本当にいるそうなんです… 言葉や態度のキツイ、まるでスパルタ的な精神科医の先生が… ^^;

こんなお医者さんだったら、可愛くてホッとしますけどねぇ~。(#^^#)
ですが、精神科医の先生と言えど、我々と同じ感情を持った人間なのです。
お医者さんも仕事が忙しく、機嫌の悪い時も多々あることでしょう。
その辺は黙って目をつぶるしかなさそうですが、できることなら優しい先生に診てもらいたいですよね?
まあ、どんな先生が自分の担当になるのかは、時の運次第ということになりそうですが…

ちなみに現在、僕はご近所にある心療内科のクリニックへ通っています。
そして、担当になって頂いた院長先生とカウンセラーの先生は、運良くとってもお優しい方でした。(^^♪

うつ病を治療していく上で、サポートしてくれるお医者さんの存在は絶大です。
うつ病で苦しい時も悲しい時も、親身になって支えて下さる先生の存在は本当に心が救われます。
何かあれば、すぐに相談できて信頼できる先生がいつでもサポートしてくれている♪
と、そう思えるだけで、僕自身はうつ病の苦しさも激減してしまいます。

皆さんもできるだけ早く自分に合う良い先生に巡り合って下さいね。
うつ病治療の第一歩である良い先生に巡り合えるよう、僕は陰ながら応援していますから。(^^)/

うつ病は治るの?【効果的な8つの対策】
「うつ病とは完治できる病気なの?」という問いかけに僕自身はこう考えます。

うつ病を完治させるのはとても難しい。
でも、うつ病を完治に近いレベルまで軽減させるのは難しくない♪
僕はうつ病患者であって、僕自身まだ治療段階の身で偉そうな事は言えません。
ですが、そんな僕でもうつ病の経験者として、少しは皆さんのお役に立てるかと思っています。
そんな僕が下した判断が、『うつ病完治は困難』という答えでした。

うつ病の完治は、今の性格を正反対に変えるほど困難な事!
これに関しては賛否両論がありますが、やはりうつ病の完治は難しいのだと思うのです。
多くの人が長年自分を苦しめているうつ病を全て取り払いたいと、心の底から願っていることでしょう。
ですが、僕自身はうつ病は決して悪いところばかりではないと判断しています。
うつ病にもたくさんのメリットがあるのだと僕的には考えています。
- うつ病の人は、普通の人にない良い感性が備わっている
- うつ病の人は、普通の人にない鋭い感性も備わっている
- うつ病の人は、周りの人を気遣う優しい心を持っている
- うつ病の人は、より慎重に生きていく確実性が備わっている
- うつ病の人は、人を大切に扱い、物の有難みを正しく理解している
- うつ病の人は、自分の中にある良い人間性が逆に仇となっているだけ
- うつ病の人は、温かみのある人間性で、貴重な存在となる場合が多い
以上のように、うつ病の良いところは他に考えてもキリがないほどたくさんあるのでは?と僕自身は考えています。
また、逆に考えると、うつ病を完治させてしまうと、この良い部分も大方無くなってしまうのではないか?と僕は危惧しています。

もしうつ病を完治させたら、うつ病の良い部分も一緒に失われてしまわない?
だったら、うつ病は完治させずに、良い部分は残しておいた方が良くはない?
世界広しと言えど、こんな変な事を考えるのは僕だけかも知れません。
ですが、うつ病を完治させることは『諸刃の剣(もろはのつるぎ)』みたいな結果にもなったりしませんかねぇ~。(>_<)
※ 諸刃の剣とは、両端に刃のついた剣で相手を攻撃すると、自らも傷付く恐れのある武器のことです。 一方ではとても役に立つけど、その半面で大きな代償を被るリスクもあるという例えです。

うつ病の完治は一般的に難しいです。
ですが、うつ病の良いところを残しつつ、症状だけを軽減させる事が正しいゴール地点ではないかと僕自身は思うのです。
皆さんはどうお考えでしょうか?
それでは、最後に僕が考えるうつ病治療の効果的な8つの対策をお伝えしておきたいと思います。
- うつ病を舐めて甘く見てはダメ!
- うつ病を異物として見てもダメ!
- うつ病を受け入れることから治療が始まる♪
- うつ病は人間的で自然な心が生み出す病気だから、絶対否定しないこと!
- うつ病の人は正しく良い心を持っていると、逆に自分に誇りを持つべき!
- うつ病に苦しむことを当たり前と考え、何でもいいからとにかく動いてみる
- それでも辛い時は、無理せず休むこと!
- 最後は『もう、や~めた!』と諦めることも効果的♪
どうですか? 少しは皆さまのお役に立てましたでしょうか?
私もまだまだうつ病で苦しむ日々があります。
ですが、お互い一緒に焦らず無理せずやっていきましょう♪
