被害妄想の対処対応法【被害妄想の強い人へ】

2020年4月11日

被害妄想の対処対応法【経験者が語る簡単な方法】

被害妄想が激しく、対処も困難になっていて誰でもいいから助けてーっ!(>_<)

被害妄想は自覚してるけど、自分ではどう対応していいのか分からない!(+_+)

被害妄想の特効薬的な治し方があったら、誰でもいいから教えて下さい…(-_-;)

などなど、被害妄想を20年間経験した僕自身の対処法を書いています。

被害妄想の簡単な対処対応法とは?

被害妄想の対処、対応法

被害妄想の対応は、まず薬物療法から行うことが多いのでしょうね。

ですが、薬物は副作用が強く出る場合もあり、できれば避けたいところです。

私は被害妄想ではなく、うつ病と適応障害で薬を服用しています。

エチゾラムとデパスという薬を服用していますが、やはり副作用はありました。

精神疾患の薬物治療の副作用として有名なあの「シャンビリ」という症状です。

被害妄想の副作用

眼球を動かすタイミングで目の奥の方から「シャンシャンシャン…」と鳴り響き、その直後に両手先へ「ビリッ!」と電気が走ったような感覚に襲われます。

僕の副作用の場合、一般的に割とよく出る症状のようで特に気にせず放置しています。

また、体が痛いとか苦しいということもないので、眼科や耳鼻科の病院で診察もしてもらっていません。

ですが、いずれにしても薬物治療と副作用はワンセットと考えておいた方が良いでしょう。

となると、薬物以外の方法で被害妄想を対処、対応していく必要が出てきますね。

被害妄想を治すには、まとめると以下のような対処法があります。

などなど、思いついたことを全部書きました。

 
被害妄想の対処法
被害妄想の対処法

被害妄想を薬物以外で治すには、間違った心をリセットさせることが重要になります。

長い間、間違ってインプットされてしまった心の情報と考え方を入れ替えることが必要になってくるということです。

被害妄想の男性
被害妄想の男性

それが簡単にできるなら、こんなにも被害妄想で苦しまないよ!

考え方をリセットさせるって、どうやればいいのか分かりません…

という悲痛の声が返ってきそうですね。(>_<)

ですが、長い年月をかけて被害妄想的な考え方になってしまったということは、逆にも考えることができますよね?

月日をかけて、その間違った考え方を修正していくことで、心は入れ替われると僕は信じます。

全てを諦めるのはまだまだ早すぎませんか?

もしその答えに頷いて頂けるようでしたら、もう少しの間辛抱して生きていくべきだと思います。

騙されたと思って、良いと思う方法を試してみても損はないかと思いますよ。(#^^#)

同じ被害妄想で苦しむ人間同士、お互いに強く生きていきましょう♪

希望の光

被害妄想の強い人は、その多くが本人の間違った被害的意識によるものです。

ありもしない事実を全て自分に向けられた攻撃と見なしてしまっています。

その多くの誤解を解くには、やはり周りの身近な人に現状を説明して意見を聞いてみることをおススメします。

また、自分の悩みを打ち明ける人は、決してそれを口外しない口の堅い方を選ぶことが重要です。

口の軽い人に何でも相談してしまうと、あっという間に周りに情報が広がってしまいます。

最悪、今の状況が更に深刻化するリスクもあるので注意が必要です。

被害妄想の激しい人は、得てして自分に自信がないタイプの人が多いようです。

ですので、社会生活で何か自分に不都合なことがあると、「自分が悪いのでは?」「自分に責任がある」などと必要以上に自分を責めてしまう傾向があります。

これは僕自身もそうだったのですが、何でも自分が悪いと決めつけるのは、とても愚かな行為だと気付く時がありました。

被害妄想の人はおとなしく、常に社会的規律を第一に考えるというような常識ある方も多いです。

ですので、被害妄想の人が考えているほど、周りの人はあなたのことを悪く言ったり罵ったりするケースはとても少ないことを正しく理解することです。

自分で自分にそう言い聞かせ、小さなプラス思考への努力を積み重なることが大切です。

学校や職場など社会生活では、常に被害を与えたり受けたりする場面が頻繁に起こってきます。

また、そういう加害行動や被害事象は現実社会で生きている限り、誰でも一度は経験してしまうことです。

人間社会とはそういうものだと認識して、免疫力をつけていくというのも一つの策です。

いつも笑顔で楽しそうに生きている人達でも、裏側では様々な被害を受け、陰で泣いているということも少なくありません。

僕も50年生きてきましたが、そのような現実をこの目で嫌と言うほど見てきました。

被害を受けているのは自分だけではないんだ…ということを把握することだけでも、心が少し軽くなるとは思いませんか?^^

被害妄想が苦しい理由の一つに、被害意識とそれに打ち勝とうとする相反するにある心が葛藤してしまうということがあります。

被害妄想は負の意識ですが、それを何とか正の意識で追い出したいという気持ちが出てくるのはごく自然な心情でしょう。

ですが、残念ながら被害妄想という負の意識の方が強く、正の意識は簡単に負けてしまうことが多いのです。

そうなると、更に被害妄想意識は増大してしまい、余計な労力を使う羽目になってしまいます。

ですが、諦める訳ではないですが、被害妄想をありのまま受け入れることで、この葛藤は激減することができます。

人間は葛藤の心がないだけで、随分と楽に生きていけるものです。

また、被害妄想を受け入れることで、そのマイナスの心も自然と忘れていく傾向もあるものです。

「心頭を滅却すれば火もまた涼し」ということわざがあります。

これは、「熱いという感情を無くせば火も熱く感じることはない」ということの例えです。

要するに、どんな状況でも心の持ち方で乗り越えられるという教えです。

この教えに従って、被害妄想をありのままの心で受け入れることで、どんな境遇も乗り越えられるということです。

被害妄想を無くそうとあれこれ考えていると、本来の人生を歩むことが止まってしまうことになります。

被害妄想を無くす対処法は簡単ではありません。

何年も何十年もかけて、被害妄想的な考えが染みついてしまっているからです。

そうなると、人生そのものを被害妄想と闘うことで費やしてしまうことになります。

これは本当に勿体無いことで実に惜しいことです。

一つの行動療法ではないですが、被害妄想の心はそのままにしておき、本来の目的に向かって方向転換をして下さい。

そうすることにより、被害妄想的発想は意外と簡単に薄れていった実例もあるくらいですよ。^^

これは最も有効な対処法の一つでしょう。

僕自身も心療内科の病院で診察とは別にカウンセリングを受けています。

そのカウンセリングの先生はとても優しく、常に僕の意見に賛同してくれます。

カウンセリングは二週間に一度ですが、ちょうどよいサイクルで弱った心をリセットしてくれます。

また、自分の意見を長時間親身になって聞いてくれるので、本当に駆け込み寺的存在となります。

一人で悩むより、カウンセリングで自分の考えをどんどん話しましょう♪

カウンセリングは気持ちの整理もできてとてもおススメな対応法だと思います。

同盟や仲間ではないですが、同じ境遇で苦しむ人と交流するのは症状改善の即効果も望めます。

やはり、心の内を知れた人通しがいろいろ話し合うだけでも随分と心が楽になるものです。

被害妄想の激しい人は、周囲から理解されずに孤立してしまうことも多いのではないでしょうか?

一人だけであれこれ悩むことも、症状が重症化しやすい要因となることもあります。

被害妄想の人の気持ちは被害妄想の人でしか分からないものです。

そういう人が集まるイベントなどに積極的に参加して、多くの人と話し合うべきでしょう。

被害妄想でない人も、まずはこれをやってストレス解消をするものです。

お酒を飲んだり、好きなスポーツをしたり、面白いテレビ番組を観たりと、生きていくにはやはり息抜きは必要不可欠です。

時には、被害妄想の心を完全に忘れて好きなことに熱中することは一番おススメな対処法かと思います。

趣味や嗜好などに熱中することで、被害妄想の思わぬ対応法など解決の糸口が見つかることもあります。

意味のないストレス解消とは考えずに、それも大切な生きるためのお仕事と考えて息抜きして下さい。

あなたを守れるのは、結局はあなた自身しかいないのですから。

加害者と考えている人にその真相を直接聞いてみることは、これはもう最後の手段です。

僕自身も加害者?と思っている人に自分の気持ちを確かめたことがあります。

ですが、その方は「んっ!?一体何のこと?」と状況がすぐに把握できないようでした。

別にその方はシラを切っているという様子でもなさそうでした。

それで、自分の考えを全てその方へ打ち明けた結果、全て僕の勘違いでまさに被害妄想だったということが解りました。

このように、被害妄想の激しい人は自分の中だけで被害意識を増大させ、ネガティブな気持ちに自ら拍車をかけているというケースが多いのです。

僕の場合、偶然にも事が上手く収まりましたが、これはある意味大変な危険を伴う行為となります。

一つ間違えば、その加害者と思っている方へ大変な失礼と誤解を与えてしまいかねません。

ですので、これは本当に最終手段として出来ればやらない方が無難かと思います。(+_+)

国会中継を観ていると、常に議員が別の議員を批判し、暴言を吐きまくっているシーンをしばしば目にしますよね?

彼らはほぼ毎日のように、実に様々な人たちから批判を受け続けているのです。

ですが、彼らの凄さはその怒涛のごとく繰り広げられる批判の嵐に動じない強い心を持っていることです。

彼らも一人の人間ですから、自分を批判されることはやはり嫌な気持ちになることでしょう。

ですが、それを自分の責任だとは感じず、適当にあしらうことでそれらの批判を軽くスルーしているのです。

要するに彼らは皆、周囲の人を一人の人間としては見ていないことがよ~く伺えます。

所詮人間はかぼちゃと同じというような感覚で人を見ているんです。

あまり、良い方法とは言えませんが、これも被害妄想を防ぐ有力な手段として活用すべきかと思います。