羊毛フェルトの可愛いキャラクター【魔法使いの妖精さん】制作日記 ~その1~【顔とお耳】

2021年11月18日

羊毛フェルトの可愛いキャラクター|初のオリジナルデザインによる作品

完成イメージ
    【作品名】魔法使いの妖精さん(完成像)

羊毛フェルトは何と言っても顔が命!

顔に全神経を集中して無の境地で制作する
真剣モード

羊毛フェルト作品は顔の良し悪しで、全体完成度の90%が決まる!

文字通り命を込めてキャラクターのお顔へ情熱を注入します。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん

まずは、キャラクターの基礎となるお顔をニードルで丁寧に突きながら形成していきます。

完成した基礎のお顔は真ん丸ですが、実はこの丸が羊毛フェルトで作品を綺麗に仕上げるための基本となるんです。

私以外の多くの作家さんも、丸を作ることが基本中の基本になるとおっしゃっています。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-暫定のお目目

そういう私も丸(ボール)を作ることをまず初めに勉強したものです。^^

それにしてもこのキャラクターはお耳がデカいですね。^^;

どこかで見たことのあるキャラクター?と感じられた方も多いのでは?

こうして見てみると、バレーボールのあの有名な『バボちゃん』に似ていますね。^^;

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-お目目を取り付け

替わって次はお目目の制作と取り付けです。

これまでの仮付けしていた簡単な刺し目とは違い、少し可愛さが出てきましたね♪

よく見て頂ければお分かりでしょうが、実はこのお目目はパソコンのデザインソフトで作成し、光沢紙に印刷して取り付けたものなんです。

お目目は5パターンほどのデザインを作成し、大きさやバランス、可愛さで比較判断してこのタイプをセレクトしたというワケです。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-印刷済みのお目目

大きなお目目を取り付けたとは言え、決してまだまだ可愛いとは言えないレベルの作品ですね。

余談ですが、当初このお目目は印刷ではなく、そのまま羊毛フェルトの黒と白を使って作成していたんです。

ですが、羊毛フェルトで作ったお目目というのは、何か味気ないというか、華やかさがないというか、つまり可愛さが全然足りないんですよね。

そう感じてしまう最大の原因は、お目目の輝き。

キャラクターのお目目はやっぱり光り輝いていないと駄目だなぁ…と気が付き、急遽予定を変更してパソコンとプリンターで作ったというワケなんですよ。^^

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-帽子の下部が完成

次はキャラクターの帽子の制作に入りました。

中央に取り付けたピンク色の星は100均ショップで買ったアクセサリーです。

ですが、何か車掌さんのような帽子に見えてしまうのは僕だけでしょうか? ^^

ちなみに、先程話したプリンターで作ったお目目が照明に反射し、良い感じで光り輝いてくれていますね♪

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-帽子の下部をふかん

お顔部分が少し完成に近づいてきて、やっとそれらしく見えてきました。

ですが、まだお顔が真っ白なので、まるで死人のようだ…

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-帽子完成-右側

帽子の先端部を追加してほぼ完成です。

クリスマスのサンタクロースさんのようで、ありきたりで個性のない帽子ですね。^^;

ですが、それでも少しは妖精さんっぽく見えてきたような感じです。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-帽子完成-真正面

こうしてお顔に帽子を被せただけでも、何か素敵な魔法をかけてくれるような気がしませんか?

ということで、お顔部分の土台はこれにて完了です。

次章ではお顔の色付けを開始、色鮮やかなキャラクターを作っていきます♪

カラーリングはキャラクター全体の印象を大きく左右させる
メイク

キャラクターのお顔にカラフルなお化粧をしていきます♪

真っ白でまるで死人のような顔から脱出です!

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-口の中を着色

まずはお口の中をピンク色でカラーリングしました。

具体的には舌とその奥の部分を2色のピンクで色分けです。

これだけでも、今までの顔色が悪い印象が少し薄れてきましたね。^^

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-口中をピンクで着色-右側

大きな赤い口が幸せを運んでくれるような気がします。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-口中着色、左側

反対側から見た感じも違和感なく?まずまずという印象だ。^^

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-顔全体を薄い肌色で着色

続いてお顔全体に薄いピンク色にてお化粧を施しました。

ほんのり優しい印象で、やっと死人から脱出した感があります。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-帽子をブルーで着色

ですが、お顔とお耳全体に色付けした羊毛フェルトがまだしっかり安定していないようで、ゴワゴワになって見えていますね。^^;

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-お耳と頬の模様をデザイン

ということで、早速お顔全体へ更にニードルを刺し続けて、フェルト表面を完全に固定させました。^^

ついでに、お耳の中を濃いピンク色でデザイン完了です♪

更には両頬にピンク色のグラデーションカラーで着色しましたので、少し可愛さもUPというところでしょうか。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-お耳と頬着色の右側ショット

今度は左側からのショットですが、お耳の中の模様はハートマークにしましたので、ちょっぴり斬新感も出たかな?

だんだんとキャラクターらしくなってきましたね。^^

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-お耳と頬模様の真横

すでにお気づきでしょうが、右耳と左耳では形を少し変えています。

右耳はパックマンのような形(古いっ!)で、左耳は完全なハート型にしました。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-お耳と頬模様の左側

少し違和感があるかも知れませんが、僕的には左右の耳の形が違っていてもそれはOKではないかと思っています。^^

ということで、次は更にお顔を妖精さんっぽく、鮮やかな装飾をつけていきたいと思います。

お時間があれば続けて見ていって下さいね。^^

更に魅力的なキャラクターに変化させよう
天の川

天の川風のキラキラ星をお顔のどこかに装飾させたい!

お耳の広い部分に装飾したら、凄く映えるのでは? ^^

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-顔完成-左側

ということで、早速、お耳の先の広い部分に天の川模様のキラキラを取り付けました。

画像だけを見ると、いとも簡単に上手くできた感がありますが、実はここまでにはいろいろと試行錯誤がありました。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-左耳に天の川風のキラキラを装飾

どういう風に、またどういうやり方で天の川を表現すれば良いのかなぁ~。と少し悩みました。

色紙を細かく切って、それで一つ一つボンドで貼り付けようか?とか、金色のスプレーで塗ろうか?とかたくさん考えました。

ですが、どれも実用化には程遠く、最終的にはネイルアートのキラキラ模様を塗ることにしました。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-左耳の装飾アップ

天の川のキラキラ星がいい感じで表現できているかな?という印象でしょうか。

話は戻りますが、ネイルアートはダイソーさんで買ったのですが、何せ僕は男性なのでネイルアートのことはサッパリ分からなかったんですよ。

周りには女性客もたくさんいる中、店員さんにアレコレと尋ねながらこのタイプを購入したんです。

周りにいた女性客は僕の姿を見て、「何?この変なおじさん…」ときっと白い目で見ていたと思います。(≧◇≦)

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-右側のお耳に星のキラキラ装飾

反対側も凄く良い感じで星が輝いていますね。^^

ネイルアートはたくさん種類があって、ゴールド系やシルバー系などが欲しかったのですが、画像で見るといろんなカラーが光っているようで、結果的には良かったです。^^

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-顔完成-左側あおりショット

左側のハート型のお耳も天の川と上手くマッチしているようで、とてもホッとしました。

ですが、天の川って生で見る事はないので、意外とこの波打つような形を表現するのは難しかったんですよ。

羊毛フェルト-魔法使いの妖精さん-顔完成-最終ぼかしショット

ネットの画像を参考しながら、見よう見まねで作成したら、運良く上手くいったという感じです。^^

ということで、妖精さんのお顔の制作はこれで完成~!ご苦労様でした~♪というところです。

続きは、羊毛フェルトの可愛いキャラクター【魔法使いの妖精さん】制作日記 ~その2~【胴体と足】で制作記事を書いています。

興味があれば、是非見て下さいね♪

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