羊毛フェルトで作る可愛いネコちゃん制作日記 ~その5~【天使の羽】
可愛い猫ちゃんに豪華さを与える躍動感ある天使の羽を作るぞ!

可愛い猫ちゃんとゴージャスな翼でギャップの魅力を狙う!
- まずは翼の骨組み制作から【羽ばたく大きな翼への大切な下準備♪】
- 最後に翼の肉付けで完成へ【可愛さとカッコ良さを手に入れるぞ!】
- 次はへ翼の猫ちゃんが立つ西洋風の柱の制作へ♪ ⇒ ブログ内の別ページにジャンプします
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まずは翼の骨組み制作から【羽ばたく大きな翼への大切な下準備♪】

天使の翼は小さいというイメージを覆し、躍動感のある大きな羽を作るぞ!
だけど天使の羽って、どんなデザインでどんな形だったけ?

猫ちゃんの羊毛フェルトで背中に羽を取り付けた作品は、ネット上では稀にその画像がヒットしているようでした。
だけど、どの作品も完成度は高かったのですが、肝心の翼自体が凄く小さくて、作品全体の印象を小さくしているのでは?という残念な印象を持ちました。
なので、僕はネコちゃんに取り付ける天使の翼は、もの凄く大きな羽で存在感のある作品を作りたい!と考えて制作を開始しました。
ということで、まずは翼の骨格部分の制作です。

骨組みの素材はダイソーさんで買ったパーティー用のもので、針金の周りに色付きの装飾が付いている製品です。
100円ですが、十色ほどのものが40本程セットになったお得なものでした。^^
早速、翼の骨組みを針金で巻きつけながら見様見真似で完成させたものです。

背中部分からのショットですが、色がランダムになった骨組みで若干違和感はありますね。^^;
ですが、いずれは肉付けして見えなくなってしまう部分なので問題なしです。
現時点では天使の羽というのには程遠いですが、一応翼のようには見えますよね?

横からのショットでもまずまずという感じです。
ですが、使用されている針金はとても細いタイプだったので、二重三重に巻き付けて強度を上げて作りました。
それでもいずれ肉付けされる羽の重さにちゃんと耐えられるのかな?という不安感はありました。^^;

案ずるより産むがやすし!とも言いますので、早速骨組みの羽に白の綿で肉付けを開始!
大体の形をチェックするつもりで軽く肉付けしましたので、羽が薄くて向こう側からの光が透けて見えていますね。^^;
ですが、心配していた翼の重量もそれ程問題なく、安定感もそれなりにあったので安心しました。
形としては、一応は翼に見えてきましたので、少しホッとしました。^^;

前からのショットですが、画像で見ても安定感があるような感じですね。
ネコちゃんがやや前傾姿勢になっていることと、尻尾の根本がしっかりと羽の重さに耐えてくれているという感じです。^^

羽に肉付けをすると羽の重さでネコちゃんが後ろ側に何度も倒れてしまうのでは?と何度も心配しました。
ですが、写真を撮っている時も終始安定してくれていました。
ただし、右側の羽だけを取り付けているので、右側には何度も転倒してしまいましたが… ^^;
ということで、羽の肉付けテストは完了ということで、次章では本格的に白い綿をたくさん取り付けてフワフワの分厚い翼にしていきます。
同時に反対側の左の翼の制作にも取り掛かります。
最後に翼の肉付けで完成へ【可愛さとカッコ良さを手に入れるぞ!】

翼の形のテスト制作も良好♪では、本格的に羽の肉付けを始めよう!
超単純作業でどんどん進めるぞ!白の綿をただひたすらニードルで刺し続けるだけ!

まずはササっと反対側の羽の肉付けをして、おおよそのバランスやデザインをチェック!
ピンク色のあどけない顔のネコちゃんが、今にも飛び立っていきそうなそんなワクワクした気持ちになりそうですね。^^
白の綿はまだニードルをおおまかに刺しただけなので、良い感じのモコモコ感が出ていますね。

ちょっと遊び心で翼を左右に広げてみました♪
綺麗な鳥さんが翼を左右に広げた状態で、大空をグライダーのごとく縦横無尽に平行飛行しているような感じにも見えます。

今度は後ろからのショットですが、何せ羽が大きすぎてネコちゃんの体がほとんで見えなくなっていますね。^^;
ネコちゃんも大きな翼を背中に背負って、ちょっとばかり重そうな感じ…

真横から見ても、翼を広げた状態でバランスもなかなかの良い印象となっています。
鳥さんの翼などは図鑑などでも詳しく見た記憶も無かったので、上手く作れるのかな?という不安感はありました。
ですが、ネット画像をたくさん見て勉強し、翼の形を徹底的に頭の中へ叩き込みました!

変わってまた前からのショットです。
ネコちゃんのあどけない顔が何とも言えない雰囲気を出してくれています。
ここまでの製作期間は約2ヶ月ほど…
いろいろ試行錯誤や失敗の繰り返しも多かったけど、とりあえずそれなりの完成度になってくれて本当に良かったです。^^

ふかんからのショットですが、羽とネコちゃん本体がマッチしていてなかなか良い感触です。^^
ですが、実はこのネコちゃん、やはり翼が大きくて立っている姿勢をキープするのは難しかったんですよ。^^;
バランスが悪いので、ネコちゃんのこの体勢をキープするために、実はプラ製発泡スチロール状の土台に大きな針を5本ほど差し込んで固定しています。
使った針は折れてしまったニードルを差し込んで再利用しています。

変わって、反対側からのショットです。
ネコちゃん本体と土台に差し込んだニードルは、ネコちゃんの毛並みの中に隠しました。
この左側のショットからのお顔は実は僕はあまり気に入っていないんですよ。^^;
植毛作業がまだ完全には慣れていない状態でしたので、お顔の左側は全体的に失敗だったかな?というイメージです。

お顔のアップですが、この角度が一番完成度が高いように見えるので、僕的にはこのショットがお気に入りなんです♪ ^^
お髭も適度にカーブしていて、良い感じになってくれました。
ですが、実はこのお髭は最初はもっと曲がっていたんですよ。
それを真っ直ぐに伸ばすのは大変で、結局中途半端な曲がり方で妥協したという訳なんです。^^;

最後の作業は、形取りした羽の綿をしっかりとニードルで差し込んで固定しました。
そして、その羽に小さなボンボリと星型のシールを貼り付けて装飾しました。
ですが、こうしてみてみると、装飾はちょっとうるさい感じがして、無い方が良かったかもですね。
装飾はまたいつでもすぐに取り外しができるので、また時間のある時にでも取ってしまおうかと検討中です。
ということで、今回の天使の翼を持つネコちゃんの制作日記を読んで下さり、本当にありがとうございました。^^
製作工程も長かったので、日記も5ページに渡って書きました。
これにて、天使の翼を持つネコちゃんの制作は完了です!
ですが、このネコちゃんの土台となる作品がまだオマケとして残っているんですよ。
ということで、次は 翼の猫ちゃんが立つ西洋風の柱の制作へ♪ の記事に続きます。
西洋風の柱ですが、この作品も単なる土台としてではなく凄く豪華に仕上げています。
ですので、またお時間があればまた続けて読んで下さいね♪ ^^
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