羊毛フェルトで作る可愛いネコちゃん制作日記 ~その2~【耳と顔】
猫ちゃんのお耳と顔の植毛完了へ!だけどまた更なる壁が立ち塞がった…

可愛く植毛して自然なネコちゃん顔にするぞ!
- まずは耳の色付けを開始!
- 完成した顔に違和感が2つ!修正作業へ
- 次は胴体制作を開始へ♪ ⇒ ブログ内の別ページにジャンプします
- その他の羊毛フェルト作品を見る
まずは耳の色付けを開始!

猫ちゃんのお耳って、こんな長かったっけ!?
お耳の色付けを完了して初めて気が付いた不自然さ。

まずは右側のお耳からピンク色に色付けを始めましたが、なかなか良い感じで猫ちゃんのお顔も可愛くなったね♪
古い携帯電話(ガラケー)で撮った画像なので、程よい感じでボケていて温和な印象のネコちゃんに見えています。

で、こちらは右側からのショットで、なかなかの美人さんに写っていて僕的にはとてもGoodな印象です♪
ここまでは特に問題なし!
それでは続けて左側のお耳もピンク色に着色していきましょう!

うん!まずまずのいい感じではないでしょうか?
お顔のピンクとマッチして、違和感も少なく出来上がりました。
と、ここで初めてあることに気が付いた僕。
- おや!?何かお耳デカくない?
- それに、お顔の植毛が何か硬くなっているような?

ということで、横から見て見るとやっぱりお耳が大きくて、顔の毛も何かギザギザになってきている!?
まあ、お耳が大きいのはまた修正すればいいんだけど、顔の毛のギザギザはどうしたものか?
特に目の上あたりの毛が硬い感じで、それが眉毛のようにも見えなくもないですね。
その目立った眉毛がやや吊り上がっていて、何だか表情も硬く怒っているような顔になってしまっているじゃないか!?

今度は反対側からのお顔ですが、やっぱり顔の表情が少々怖い感じですね。
というのも、薄々気が付いていたのですが、実は植毛した後はフェルト自体が時間と共に劣化していくようなのですよ。^^;
植毛した直後はサラサラの髪のようで、凄く可愛い印象を与えてくれていたのです。
ですが、植毛後は他の部分の制作作業とかで、何度も手で触ったり抑えたりするので、植毛自体が劣化してしまうんですね。
ということで、次回からの作業はお耳の縮小化&劣化後の植毛のリペア作業に決まりました。
完成した顔に違和感が2つ!修正作業へ

羊毛フェルトではミリ単位で顔の表情が変わってしまう!
羊毛フェルトで大きい箇所を小さくするのも意外と大変!

ということで、顔の毛が眉毛のように吊り上がっていて怖い表情になっていたのを修正しました。
どうですか?なかなか良い感じで表情もかなり緩くなったでしょう? ^^
もともと猫ちゃんの顔の毛というのはそんなに長くはないんですよ。
その事実を無視して長めの植毛をしてしまったので、違和感のあるネコちゃん顔となってしまったのです。

別の角度で画像を見ても、やっぱり顔が優しくなっていますね。^^
あれだけ怒っているような怖い顔が何だか微笑んでいるようにも見えます。
と、植毛全体をハサミで短くカットした結果、緩やかな表情となって、バンザ~イ♪バンザ~イ♪というところです。
だけど、修正作業を言葉で説明するのは実に簡単!
実際の修正作業には、実に8時間ほどの作業を余儀なくされました。^^;
植毛をカットしただけでなく、要所要所で不自然になった箇所を新たに植毛を追加したので、予想外に時間がかかってしまいました。
本当に羊毛フェルト制作は大変です!

とりあえず、植毛の修正作業はこれにて完了!
次は少々大きかったお耳を小さくしました。

この画像でもお分かりでしょうが、ほんの少しだけお耳が小さくなっていますね。^^
かなり自然な感じのネコちゃんになってくれました。

正面から見ると、あどけない子猫ちゃんのような顔しているようにも見えます。

お耳を見た目で小さくさせた修正作業は2つ。
1つ目は、お耳自体を土台から顔本体に沈めること。
2つ目は、耳元周辺の植毛を若干長めに調整したこと。

たったこれだけの作業に数時間を要してしまいました。
- 羊毛フェルトで1ミリを動かすにはとても大変!
これは羊毛フェルトの作家さんだけが痛いほどよ~く分ってくれると思います。^^;
でも、逆に言うとそのたった1ミリを大切にすることで、より完成度の高い作品になりやすいということですね♪
ということで、次は 羊毛フェルトで作る可愛いネコちゃん|制作日記 ~その3~【胴体制作】 の記事に続きます。
その他の羊毛フェルト関連記事を見る
